東京生まれが、田んぼなう 〜東京から岡山へ移住しておむすび屋を始めた理由〜

東京育ちが田んぼで暮らしている不思議

こんにちは、御結びはるりんです。

東京生まれ、東京育ち。コンクリートジャングルからオギャー。
田んぼの知識?「旅行のアクティビティ」レベルでした。数時間かけて地方に行って、お金を払って収穫体験やらせてもらう、と。

そんな私が今は、たくさんの農用語を習得して、岡山の自然栽培の田んぼでせっせと草取りして、水の管理して、お天道さまに手を合わせる日々なんです。
さらにはパソコンしか触ってこなかった自分が、おむすび屋なんて始めちゃったもんだから…。
はい、おむすび人生、余裕で6万個は握ってます。

子どもを授かり「土の上で子育てしたい」と移住

移住の理由。シンプルです。子どもができたから。今まで立ち止まらなかった様々なことに疑問を持つようになり、
「土の上で子育てしたい」と、思うようになりました。

最初は豊洲で子育てしてたんだけど、子どもが喘息で夜な夜な吸入器が手放せない。
心配と不安の毎日で、「これが私の子育てライフか…」ってけちょんな心になっていました。

岡山で子どもが元気になった!喘息改善の実体験

そして岡山ここ和気町に移住してからは…びつくり。
親の運動神経を飛び越えてガンガン泳げるようになるわ、魚も獲るわ、太鼓も叩けちゃうわ、運動も動物も音楽も大好きー!
もうエネルギーの塊みたいな元気っこに変身。

うそやろ?って思うけど、ほんまに。
食と住まいを変え、さらに私自身の心の変化で、家族はこんなにも健康になるものなのか。
東京時代の私に言いたい。

「引っ越せ!今すぐ!」って。

地方移住は少子化対策にもなる?

東京では「ひとりっこ」が当たり前に感じてたけど、岡山に来たら二人、三人は当たり前。
5人ママ6人ママとも普通に仲良しです。2〜3家族で集まると、もう祭り。メガフォンないと会話できない。

かくいう私も移住してから二人授かりました。
東京にいたら、きっとそんなことにはなってなかったと思います。

岡山で暮らすと、言葉もうつる

ちなみに私は、岡山弁がすぐにうつりました。
いろんな移住者が集まる土地なので、言葉に弱い私はすぐごちゃまぜワードに…。
エセ岡山弁はよくない、流されないぞって思ってる次には「ほんでな」、と。
子どもはネイティブだからスムーズ。
「するんかー」とか「じゃろ〜」とか普通に言います。幼児が自分のこと「わし」とかいうの渋くて、ナチュラルはカッコいい。

まとめ:東京から岡山へ移住して得られたこと

東京から岡山へ移住してたしかもうすぐ10年。
スローライフとは程遠い、なぜか大忙しの田舎暮らし。
田んぼのある暮らしの中で、子どもの喘息は改善し、兄弟や保護猫さらにはその子どもたち、、、とわしゃわしゃ家族も増えました。

都会では得られなかった「土の上の子育て」「自然ととなりあわせの生活」が、今の私たちの原点です。

おむすびキッチンカー 「御結びはるりん」は、そんな暮らしから生まれました。
次回は「なぜおむすびなのか?」について書いていきます🍙ω

この記事を書いた人

はるりん

「御結びはるりん」は、東京から岡山・和気町に移住した三児の母が営む、無農薬・無添加のおむすびキッチンカーです。
「買い物は投票」「毎日、発酵食」を合言葉に、自然の恵みを生かしたおむすびを子どもたちや地域のみなさんへ届けています。